改ざんだけでなく、ログに残らなかった操作も考える
ログは消される・止まる・届かないことがある。その前提で、権限・監視・照合・停止時の動きを決めておく。
- 消させない:AIエージェントが動くアカウントに、ログを止める・消す権限を与えない
- 例:AWS なら CloudTrail の停止・削除(
StopLogging・DeleteTrail)を許可しない。ログの保管先は S3 Object Lock などで、管理者も期限まで消せない設定にする
- 例:AWS なら CloudTrail の停止・削除(
- 止まったら気づく:ログソースごとに「届かなくなった」ことを監視する
- 例:ゲートウェイのログが15分間0件ならアラート。CloudTrail の停止そのものも検知する(GuardDuty の
CloudTrailLoggingDisabledなど)
- 例:ゲートウェイのログが15分間0件ならアラート。CloudTrail の停止そのものも検知する(GuardDuty の
- 抜けを見つける:別のログソースと1件ずつ照合する。件数だけでは見つからない
- 例:毎日、ゲートウェイの「op → msg」の対応と、メールサービスの監査ログを突き合わせる。送信要求120件・監査ログ120件でも、
op-37に対応する送信がなく、別の送信が2回記録されていれば件数は一致する
- 例:毎日、ゲートウェイの「op → msg」の対応と、メールサービスの監査ログを突き合わせる。送信要求120件・監査ログ120件でも、
- 報告では、「msg が見つからない」を「送信されていない」としない。どのログを、いつまでの範囲で確認したかを添えて「不明」と書く
許可・拒否の判断が得られない
- 例:認可サービスがタイムアウトした
- 送信は拒否し、拒否したことをログに残す。タイムアウトを許可に置き換えない
許可は出たが、ログを保存できない
- 例:ゲートウェイの監査ログの書き込み先が応答しない
- 外部送信や権限変更は保留し、読み取りだけ続ける。どこまで続けるかは事前に決める